独立のメリット
人材不足で売り手市場
フリーランスだけではありませんが、かねてより慢性的に人材不足だったSAPコンサルタントがさらに不足しており、売り手市場となっています。2027年問題が周知されてからはますます注目されSAPへの需要も高まっており、人手不足の状態が永遠と続いています。フリーランスのSAPコンサルタントはとても人気の職種であり、マーケットにおいても需要が高いです。SAPコンサルタントはフリーランスとして独立しても継続的に案件を受注できるでしょう。
自由に案件を選べる
サラリーマンとして企業に勤めているSAPコンサルタントは、任命された案件を断ることはできません。一方、フリーランスのSAPコンサルタントになれば、報酬や得られるスキルなど自分の判断で参画する案件を選ぶことができます。また、未経験の案件だとしても自分のタイミングで挑戦することができるのもフリーランスのメリットといえるでしょう。
収入が上がる
SAPのコンサルティング案件は、ほかのフリーランス向け案件やSAPのシステム開発などと比べてもとても単価が高いものばかりです。そのため、サラリーマンとしてSAPコンサルタントをしていたときよりもフリーランスとして独立した後の方が大幅に収入が上がる可能性があります。今は2027年問題もあるのでスキルによっても違いますが、500万円以上の単価を獲得し続けているフリーランスSAPコンサルタントも少なくないようです。ちなみにこれほどまでにフリーランスのSAPコンサルタントの単価が上がった理由としては、2027年問題が近づき、フリーランスだけでなくSAPコンサルティング案件への需要も高まっていることが挙げられます。コンサルティングファームやITベンダー各社はこの需要増に対応するために早急にSAP人材を確保しなければならず、フリーランスのSAPコンサルタント向けに求人を出します。フリーランスのSAPコンサルタント以外に求人を出してみても、そもそものIT人材不足もあってなかなかSAPコンサルタントを獲得できず、仕方なくフリーランスSAPコンサルタント向けの報酬が引き上げられている状態にあります。
働き方を選べる
フリーランスになれば自分の好きなタイミングで仕事をすることができます。好きな場所でも仕事ができますし、休暇も好きなタイミングで取ることができます。今まではリモートで働ける案件は比較的少なかったSAPコンサルタントですが、新型コロナウィルスの影響もあり今ではほぼリモートで働くことが可能です。
