年収相場、案件獲得方法

フリーランスSAPコンサルタントの年収相場

1年以上の経験があるSAPコンサルタントであれば、フリーランスとして働いた場合の月単価は70~200万円程だといわれています。月単価はプロジェクトマネージャーや上流コンサルタントになればなるほど高くなります。経験やスキルによっては月単価が400万円を超えるケースもあります。アプリケーションコンサルタントについては、生産管理や管理会計などの専門的で対応できる人材が少ないモジュールの経験やスキルがあると高単価が期待できます。開発エンジニアや運用保守といった分野では月単価は比較的低くなりますが、JAVAなどの一般的なソフトウェアエンジニアと比べると希少性もあって単価は高めになります。

案件獲得方法:正社員からフリーランスへ転身

最も簡単で手っ取り早くフリーランスとして案件を獲得する方法は、まずSAPコンサルティングを提供しているコンサルティングファームやSIerに入社します。そこで経験を積んでから正社員からフリーランスとして業務委託に切り替えてもらうのです。しっかり実績を積んで会社との信頼関係があれば実現可能でしょうし、これまでと変わらない環境で働くことができるので初めてフリーランスになる人には最適な方法だと思います。エージェントなどを挟んでおらず手数料を取られることも無いため、高単価で契約することができるでしょう。前職や現職の企業と良好な関係でいることはフリーランスになるために役に立つことがたくさんあるので、退職するときも悪い印象をもたれないように注意が必要です。

案件獲得方法:エージェントの利用

十分に経験のある人は、フリーランス専門のエージェントを利用するのが一番おすすめの方法です。具体的には1年以上SAPコンサルタントとしての実績があれば、昨今のSAPコンサルタント不足の影響もあり多くの案件でオファーがもらえるでしょう。エージェントに登録しておけば仕事が無いブランク期間が発生しないように調整してくれますので、自ら営業する時間、労力、精神的負担から開放されます。ただ、どのような案件を紹介されるかはわかりません。プロジェクトメンバーと相性が悪かったり、炎上寸前のプロジェクトにアサインされる可能もあります。事前にしっかり確認してから契約を決めましょう。

案件獲得方法:クライアントからの指名

過去に担当したクライアントから直接指名されて案件を受注できるケースも少なくありません。このような場合は交渉がうまく進むことが多いので高単価が狙えます。ただSAPコンサルタントとして十分な経験があり、相当なリターンを提供できるレベルでないと難しい方法です。

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